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CHAPTER 10 クリエイターの事業 読む目安 約15分 / ⚡暗記ボックス 6

クリエイターの事業|どう売るか

この章の狙い

要点: 集めた人を顧客に変えるのは、五つの段階が全部つながっているかどうかで決まる。一段でも欠けていれば、そこで全員が落ちる。売り方には常設型と期間限定型の二つがあり、どちらも骨格は同じ五段階である。

前章で人が集まるようになった。だが、集まっただけでは売上にならない。

この章で扱うのは、集めた人を顧客に変える工程である。 ビジネスの四つの柱でいえば「販売」にあたる。

そして最後に、常時売れ続ける仕組みと、 期間を区切って一気に面談を集める仕組みの、二つの型を見ていく。

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導線とは、動かすルートである

  • 📘 導線:見ず知らずの人が、こちらを知り、信頼を深め、最終的に顧客へ変わるまでの一連の流れ。

ファネルと導線は、似ているが別のものである。

ファネル 導線
何か 温度の階段。人がどう変わるかの地図 その階段を実際に歩かせるルート
見ているもの 状態の変化 具体的な移動の手段
例 認知 → 信頼 → 欲求 → 獲得 投稿 → プロフィール → 無料の入口 → DM → 面談

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ファネルは地図で、導線は歩く道である。 地図があっても道がなければ、人は進めない。

導線がなければ、離脱は100%になる

導線がない状態というのは、出口がない状態のことである。

投稿を見て興味を持った人が、次に何をすればいいか分からない。 プロフィールに来ても、リンクがない。あっても切れている。 この状態だと、興味を持った人が全員そこで消える。

すべてのコンテンツには「人をリードへ一歩近づける」役割がある。 役割のない投稿は、それ単体では悪くなくても、全体としては機能していない。

設計がなければ、バラバラな施策を続けても収益には繋がらない。運任せになる。

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販売は、五つのステップでできている

⊳ この節の問題を解く(5問・7枚)

集客フェーズで興味を持ってもらった人を、この五段階で顧客に変える。

01 リードマグネット 無料の価値を渡し 連絡先を得る 問題の一部だけを解決 02 CTA 次の行動を 具体的に指示する 行き先は一つに絞る 03 個別の空間 一対一の関係を 始める ここは売る場所ではない 04 セッターコール 課題・状況・温度を 把握する 15〜30分。提案はしない 05 クローザー コール 本商談・成約 45〜60分 五つ全部が繋がって、初めて仕組みになる。一段でも欠けていれば、そこで全員が落ちる。 ファネル監査で見るのは、この五段階のどこが欠けているか。多くのアカウントは 01 と 03 が無い。 エバーローンチとは、この五ステップを常時稼働させている状態のこと。
リードマグネットからクローザーコールまで販売の五ステップを並べた図

⚡ 販売の五ステップ

  1. リードマグネット — 連絡先と引き換えに無料の価値を渡す
  2. CTA — 次の行動を具体的に指示する
  3. 個別の空間 — 一対一の関係を始める
  4. セッターコール — 課題・状況・温度感を把握する
  5. クローザーコール — 本商談。成約する

五つ全部が繋がって、初めて仕組みになる。 一段でも欠けていれば、そこで全員が落ちる。

第5部のファネル監査で見るのは、この五段階のどこが欠けているかである。

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① リードマグネット|問題の一部だけを解決する

  • 📘 リードマグネット:連絡先と引き換えに渡す無料の価値。資料、動画、チェックリスト、ミニ講座など。

設計の原則は一つだけである。問題の一部だけを解決する。

全部解決すると、有料の商品が要らなくなる。 かといって何も解決しないと、価値を感じてもらえない。

無料で渡すもの 有料で渡すもの
中身 問題の存在と、進む方向 具体的な解決策と、実行の支援
相手の状態 「何をすればいいか分かった」 「実際にできるようになった」

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「あと一歩」を有料商品で解決する設計にする。 無料と有料の間に、論理的な繋がりを作っておく。

三つの設計ポイント

  • 一部解決にする — 全部解決すると有料が不要になる
  • 最後に面談へのCTAを入れる — 受け取って終わりにさせない
  • 最初は手動で配る — フォロワーの言葉を直接見られる。何が刺さっているかが分かる

三つ目は、自動化する前の期間だけでよい。 手で配っている間に得られる情報が、後の設計を変える。

FreebieとMVPは、役割が違う

  • 📘 Freebie:無料で配るもの。リードマグネットとほぼ同義。

無料のものと、最小構成の商品は混同されやすいが、目的が違う。

Freebie(無料の入口) MVP(最小構成の商品)
目的 連絡先をもらう 売れるかを確かめる
価格 0円 有料
完成度 単体で完結している必要がある 最小限でよい
何を測るか 受け取ってもらえるか 買ってもらえるか

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Freebieは入口、MVPは商品である。 Freebieを商品のつもりで作り込むと時間がかかりすぎ、 MVPを無料で配ると、売れるかどうかが分からないまま終わる。

⚡ Freebieが果たす四つの役割

  • 連絡先をもらう — これが本来の目的
  • 価値を先に証明する — 買う前に「この人は本物だ」を作る
  • 有料への橋をかける — 続きが欲しくなる形にしておく
  • 相手の状態を知る — 誰が受け取ったかで、興味のある層が見える

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② CTA|行動を指定する

⊳ この節の問題を解く(4問・5枚)

再生数はあるが売れない。フォロワーがいて収益ゼロ。 この二つは、ほぼすべてCTA不足が原因である。

内容の質でもアルゴリズムでもなく、行動の指定がないだけ。 逆にいえば、CTAを一行足すだけで、同じ投稿が売上に変わる。

弱いCTA 強いCTA
例 参考になったら嬉しいです 「ガイド」とコメントした人に無料資料を送ります
動作 指定がない 明確
条件 ない 明確
見返り ない 明確
結果 何もせず離脱する 迷う余地がなく行動が起きる

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差は熱量ではない。受け手が「何を、どうやって、なぜ今」やればいいかを言い切っているか、それだけである。

⚡ CTA設計の三原則

  • 一つの投稿にCTAは一つ — 選択肢が増えるほど人は決められなくなる
  • 読んだ瞬間に分かる短さまで削る — 考えさせた時点で行動は起きない
  • 「今やる理由」を作る — 「後で」は永遠に来ない。期限・限定・特典を置く

よくあるミスも、この裏返しになる。 弱い、抽象的すぎる、タイミングがズレている。 どれも「行動しなくていい状態」を自分で作ってしまっている。

CTAストーリーは四枚で作る

普通のストーリーは見て終わる。CTAストーリーには意図とゴールと出口がある。

01 共感・問題提起 自分ごと化させる 足を止めさせる 毎日投稿してるのに 伸びない人 02 気づき・教育 原因は別にあると示す 前提を一つ入れ替える 実は原因は 投稿数ではない 03 解決策のチラ見せ 方向だけ見せる 全部は渡さない 解決方法あるけど 知りたい? 04 CTA ここで初めて求める 動作・条件・見返り スキル とDMして 先着で資料を送る 一枚目からCTAを置くと反応は落ちる。文脈を作らずに求めた行動は取られない。 三枚で文脈を作り、四枚目で求める。順番が行動率を決める。 出口があるかどうかが、普通のストーリーとCTAストーリーの唯一の違いである。
共感・気づき・チラ見せ・CTAの四枚でストーリーズを組む図

一枚目からCTAを置くと反応は落ちる。 文脈を作らずに求めた行動は、取られない。 三枚で文脈を作り、四枚目で求める。順番が行動率を決める。

投稿は認知、ストーリーは教育と誘導

発信が空回りする原因の多くは、媒体ごとの役割を混ぜていることにある。

投稿は知らない人に届く場所であり、ストーリーはすでに関心を持った人に深く届く場所である。 ストーリーは「発信の場」ではなく「動かす場」——この認識のずれが、そのまま成果の差になる。

CTAは思いつきではなく、設計対象

  • いつ入れるか — 教育が十分に届いた地点を見極める。早すぎれば逃げられる
  • どんな温度の人に出すか — 冷たい層と温まった層では、出すべき一手が違う
  • どこに流すか — DM、プロフィール、リンク。着地点を決めてから言葉を作る

「見た人は、次に何をするのか」——答えられないなら、それは機能していない。

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③ 個別の空間|関係を始める

  • 📘 個別の空間:DMやメッセージアプリなど、一対一でやり取りする場所。公開の投稿とは役割が違う。

ここは売る場所ではない。 関係を深めて、次のステップに繋げる場所である。

流れは四つになる。

  1. あいさつと感謝 — 受け取ってくれたことに触れる
  2. 状況のヒアリング — いま何に困っているかを聞く
  3. 価値提供 — 聞いた内容に対して、その場で使える情報を一つ渡す
  4. 面談への案内 — 「もっと具体的な話は、直接お話ししたほうが早いです」

いきなり売り込まない。 関係を深めることが先で、その先に面談がある。

反応がない相手へのフォローアップ

資料を配った後、反応がない相手のほうが多い。そこで止めない。

段階 やること
1 資料の感想を聞く。「読まれましたか」の一通
2 相手が何を求めているかを聞き出す
3 もう一つ、価値のあるものを渡す
4 「詳しいことは直接お話ししましょう」と繋ぐ
5 面談の日程を押さえる

すべての段階の目的は、面談へ誘導することである。 ここを見失うと、いつまでも親切なやり取りが続くだけになる。

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④ セッターコール|選別と聞き取り

⊳ この節の問題を解く(5問・6枚)

  • 📘 セッターコール:本商談の前に行う短い面談。相手の状況を把握し、適合するかを確認する。

全員に本商談をしていたら時間が足りない。 予算があり、真剣に解決したい人だけに本番の時間を使う仕組みを作る。

所要時間は15〜30分。進め方は四段階になる。

段階 聞くこと 狙い
1 名前・職業・活動内容 相手を知り、土台を作る
2 現状の数値 「今の月収はどのくらいですか」
3 現状と理想のギャップ 悩みの深さをここで確認する
4 次のステップへの案内 本商談の日程を押さえる

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第6部で見た診断型セールスの三段と、構造は同じである。 違うのは、ここでは提案までしないこと。聞いて、繋ぐところで止める。

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⑤ クローザーコール|本商談

所要時間は45〜60分。ここで成約する。

進め方は第3部の三フェーズ(理解50%・提示30%・決定20%)をそのまま使う。

段階 やること
理解 課題を深掘りする。セッターで聞いた内容を、さらに一段掘る
提示 課題の解決策としてサービスを示す
決定 相手が自分で決断できる状態を作る

一段ずつ階段を登ることで、顧客が自然に決断できる。 一気に売ろうとしない設計が、ここでも効く。

誰がクロージングするのか

ここは、二つの原本で書かれ方が違う。整理しておく。

GOA本編は、成約はクリエイター本人が行うとしている。 オペレーターの仕事は「面談が来る仕組みを作ること」までで、 成約の成否はクリエイター次第、という立場である。

旧版ガイドは、オペレーターが面談し、数字を出して成約する前提で書かれている。

GOA本編 旧版ガイド
誰が売るか クリエイター本人 オペレーター
オペレーターの役割 面談が来る仕組みを作る 仕組みも商談も担当する
対応する職域 1〜7(DMセッターまで) 1〜9(セールスまで)

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これは第4部で見た担当範囲の話と同じ問題である。 どちらが正しいかではなく、契約でどちらにするかを決める。

決め方の目安はこうなる。

  • クリエイターが人と話すのが得意で、既に商談をしているなら、仕組みだけを作る
  • クリエイターが商談を苦手としている、または時間がないなら、セールスまで請け負う

後者のほうが報酬は上がるが、成果の責任も自分に来る。 どちらにせよ、契約前に明示して、報酬割合と紐づける(第6部)。

面談の実施率を上げる二つの仕掛け

予約が入っても、来なければゼロになる。

  • 予約フォームを使う — 日程調整を自動化する。口頭のやり取りは必ず抜ける
  • 前日にリマインドを送る — 無断キャンセルが大幅に減る

この二つだけで、予約から実施への転換率(基準は90〜100%)が変わる。 第7部のボトルネック診断で、この段階が低いときの打ち手がこれになる。

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エバーローンチ|常時売れる仕組み

⊳ この節の問題を解く(3問・3枚)

  • 📘 ローンチ:商品を販売するために情報を公開し、募集をかけること。
  • 📘 エバーローンチ:いつでも募集している状態を作る、常設型のローンチ。

売り方には二つの型がある。まず常設型から見る。

常設型|止めない限り回り続ける プロフィールのCTA 三行目で行き先を 一つ示す → DM 1〜2% リードマグネット 無料の価値を配り 連絡先を得る 個別の空間 関係を深め 面談へ案内する → 予約 20〜30% セッター 聞き取りと 選別 → 実施 90% クローザー 本商談 成約 → 40〜50% これがオペレーターが最初にクリエイターと構築するもの。仕組みができれば、あとは回り続ける。 入口はプロフィール。第9部の三行構造の三行目が、そのままここに繋がる。 各段階の転換率が基準を下回っていれば、そこが直す場所。上から順に見る(第7部)。 エバーローンチが無いままプロダクトローンチだけをやると、終わった瞬間にゼロに戻る。
プロフィールから成約までエバーローンチの五段階の導線を並べた図
段階 やること
1 プロフィールのCTAから、無料の入口へ誘導する
2 リードマグネットを配り、連絡先を得る
3 個別の空間で関係を深め、面談へ案内する
4 セッターコールで聞き取り、選別する
5 クローザーコールで成約する

販売の五ステップと、そのまま同じである。 エバーローンチとは、この五ステップを常時稼働させている状態のことになる。

これがオペレーターが最初にクリエイターと構築するものである。 仕組みができれば、あとは回り続ける。

プロフィールのCTAが起点になる

エバーローンチの入口は、プロフィールにある。 第9部で見た三行構造の三行目が、そのままここに繋がる。

「『PDF』とDMで送ってください」——この一行が機能しているかどうかで、 五段階の一段目が動くかどうかが決まる。

転換率の基準は1〜2%(第7部)。下回っていれば、 プロフィールのCTAか、その手前のコンテンツ配分に原因がある。

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プロダクトローンチ|七日間で面談を集める

⊳ この節の問題を解く(6問・9枚)

  • 📘 プロダクトローンチ:期間を区切って集中的に販売する型。準備・集中投下・終了のサイクルで動かす。

高単価の商品は、投稿だけでは売れない。30万円前後の判断には、信頼と対話が要る。

だからローンチのゴールは「購入」ではなく「面談予約」に置く。 これは第6部で見た、自分の営業と同じ原則である。

始める前に決める四つ

準備フェーズ|信頼を積む 面談獲得フェーズ|予約を集める Day 1 告知 無料プレゼント で登録を集める 全方位で告知 ※ここが薄いと  全部崩れる Day 2 自己開示 ① 悩み・葛藤を 正直に話す 共感を作る Day 3 自己開示 ② 転換点・今・ 実績を開示 最重要日 ※実績だけを  語らない Day 4 面談枠を案内 〇席限定で 予約リンク送付 投稿は登録へ 誘導する Day 5 声・FAQ お客様の声と よくある質問 不安を消す Day 6 残り枠 残り〇席を 具体数で示す 明日で終了と 告知する Day 7 最終案内 朝・昼・夜の 三回配信 その日で終了 ゴールは購入ではなく面談予約。30万円前後の判断には信頼と対話が要るので、投稿だけでは売れない。 Day 4以降のCTAは「面談予約」だけに絞る。商品説明を始めると、判断が面談前に起きて予約が減る。 頻度は2〜3ヶ月に一回が上限。毎月やると緊急性が失われる。面談を実施する週も先に確保しておく。 一斉配信の手段(公式アカウントなど)は絶対条件。配信先が無ければ、そもそも成立しない。
七日間の準備フェーズと面談獲得フェーズを日ごとに並べた図

⚡ ローンチ前に決める四つ

  1. 何を売るか — オファーを確定させる。商品・価格・対象
  2. 誰に売るか — ICPを確定させる
  3. 期間を決める — 開始日と終了日。面談を実施する週も先に確保する
  4. 一斉配信の手段を用意する — メッセージアプリの公式アカウントなど。これは絶対条件

四つ目がないとローンチは機能しない。 プロダクトローンチは一斉配信が前提の設計なので、 配信できる先がなければ、そもそも成立しない。

頻度は2〜3ヶ月に一回が上限である。毎月やると緊急性が失われる。

Day 1〜3|準備フェーズ

前半三日で「この人に話を聞いてみたい」という状態を作る。

日 やること 狙い
Day 1 無料プレゼントを告知し、登録を集める。投稿・ストーリー・ハイライトの全方位で この日の集客量が全体の成否を決める
Day 2 過去の悩み・失敗・葛藤を正直に話す 「自分もそうだった」という共感を作る
Day 3 転換点・今の状態・実績を開示する 信頼を最大化し、Day4への橋をかける

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Day 3が、七日間で最も重要

「この人に相談したい」と思ってもらえるかどうかは、ここで決まる。

そして最も多い失敗が、実績だけを語ることである。

実績だけを語る ストーリーで語る
中身 数字と実績の羅列 過去 → 転換点 → 今 → だから教える
相手の反応 「すごいね」で終わる 「相談したい」になる

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⚡ Day 3の四段構成

  1. 過去の自分 — 悩みと葛藤を正直に話す(共感)
  2. 転換点 — 何がきっかけで変わったか
  3. 今の状態 — 実績と変化を示す(信頼)
  4. だから教える — この人たちを助けたいという動機

四段目があるかどうかで、印象が変わる。 「すごい人」から「自分のために話してくれている人」に変わる。

Day 4〜7|面談獲得フェーズ

後半四日で面談予約を集める。ここからは二つのチャネルを併用する。

日 公開の投稿・ストーリー 一斉配信
Day 4 「詳細は配信で案内中」→ 登録を促す 「無料面談〇席限定」の案内+予約リンク
Day 5 お客様の声・実績を公開する よくある質問と「まだ空きがあります」
Day 6 「明日で受付終了」の告知 「残り〇席」と具体的な数+背中を押す一通
Day 7 朝に「今日が最終日」の告知 朝・昼・夜の三回配信 → 終了

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Day 4以降のCTAは「面談予約」だけに絞る。 ここで商品の説明を始めると、判断が面談前に起きてしまい、予約が減る。

よくある失敗と対策

失敗 対策
Day 3を手を抜く 自己開示は丁寧にやる。ここが全ての土台になる
配信先の登録者が少ない Day 1の集客を最優先する。ここが薄いと全部が崩れる
ローンチ中に商品説明をする CTAは「面談予約」のみに絞る
面談枠を多く設定しすぎる 最初は5〜10席に絞り、希少性を作る
毎月やる 最大でも2〜3ヶ月に一回。緊急性を保つため

二つの型を、どう使い分けるか

エバーローンチ プロダクトローンチ
稼働 常時 期間限定
作るもの 仕組み イベント
いつやるか 最初に作る 新オファーの発表時、面談を集中的に確保したいとき
頻度 止めない 2〜3ヶ月に一回

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まずエバーローンチを作る。 常時売れる状態がベースにあって、 その上でプロダクトローンチを重ねると、山を作れる。

エバーローンチがないままプロダクトローンチだけをやると、 終わった瞬間にゼロに戻る。毎回ゼロから集めることになり、消耗する。

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売上は、四変数の掛け算でしか決まらない

⊳ この節の問題を解く(4問・4枚)

導線を診断するとき、最後にこの式に戻る。

売上 = 流入 × 行動率 × 成約率 × 単価 01 / 流入 リーチ 1万人 投稿と形式の設計 02 / 行動率 クリック率 5% 500人 CTAとプロフィール 03 / 予約率 予約率 10% 50人 DM運用と面談導入 04 / 成約率 成約率 30% 15人 セールスと反論処理 15人 × 単価10万円 = 150万円 成約率を30%から40%に上げるだけで売上は約1.3倍。投稿を増やす前に、どの変数が一番安く動くかを比べる。 数字が入らない箇所が計測の穴。四つとも現在値を書き出せない状態では、改善先を感覚で選ぶことになる。
リード数・成約率・単価・購入回数という売上の四変数の図

売上 = リード数 × 成約率 × 単価 × 購入回数。

変数 上げる方法 どの章
リード数 集客の配分を直す。無料の入口を作る 第9部・この章
成約率 商談の進め方を直す。反論処理を仕込む 第3部・この章
単価 オファーと価格を設計し直す 第8部
購入回数 継続商品や次の商品を作る 第8部

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掛け算なので、どれか一つがゼロなら売上もゼロになる。 そして、どれか一つを2倍にすれば売上も2倍になる。

「売上を伸ばしたい」という相談が来たら、この四つのどれを動かすかで答える。 四つのうち最も動かしやすいものから手を付けるのが定石で、 たいていは成約率か単価になる。リード数を増やすのが最も時間がかかる。

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導線は、図にして初めて直せる

導線は頭の中にあるうちは直せない。図にすると、抜けている場所が見える。

書き出すのは五つである。

  • 入口 — どこから人が入ってくるか
  • 各段階 — 五ステップのそれぞれ
  • 繋ぎ — 段階と段階を、何で繋いでいるか
  • 離脱点 — どこで人が消えているか
  • 数字 — 各段階の人数と転換率

図にすると、繋ぎが無い場所が空白として現れる。 「投稿はある、面談もできる、でも間に何もない」という状態が、目で見て分かる。

これはクライアントとの共有にも効く。 口で説明するより、一枚の図を見せるほうが早い。 同じ図を見ながら話すと、認識のズレが消える。

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この章のチェックリスト

⚡ 第10部の通過チェック

  • ファネルと導線の違いを説明できる
  • 販売の五ステップを順に言える
  • リードマグネットが「一部解決」である理由を説明できる
  • FreebieとMVPの役割の違いを言える
  • Freebieが果たす四つの役割を言える
  • 弱いCTAと強いCTAの差が何かを言える
  • CTA設計の三原則を言える
  • CTAストーリーの四枚の順番と、その理由を説明できる
  • 個別の空間が「売る場所ではない」理由を説明できる
  • セッターコールとクローザーコールの役割の違いを言える
  • 誰がクロージングするかの二つの立場と、決め方を言える
  • 面談の実施率を上げる二つの仕掛けを言える
  • エバーローンチと販売の五ステップの関係を説明できる
  • プロダクトローンチの前に決める四つを言える
  • Day 3の四段構成を言え、実績だけを語ってはいけない理由を説明できる
  • Day 4以降のCTAを面談予約だけに絞る理由を説明できる
  • 二つのローンチの型の使い分けを言える
  • 売上の四変数を言え、どれから手を付けるか判断できる

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全体を通して

十の部を通ってきた。最後に、全体の形を確認しておく。

この教材は二つの事業を扱っていた。

層 部 中身
原 第1〜3部 土台と地図、説得の技術、断りに向き合う
自 第4〜7部 自分の事業を組む、獲得する、商談する、契約後を回す
ク 第8〜10部 誰に何を売るか、どう集めるか、どう売るか

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第4部から第7部が自分の事業、第8部から第10部がクリエイターの事業。 同じ言葉が両方で使われるので、迷ったら「いま誰が誰に売っている話か」に戻る。

二つの原本の食い違いについて

この教材は、二つの資料をもとに作られている。 GOA本編の講義と、旧版のガイドである。書いた人が違うので、基準が食い違う箇所があった。

数値は一つに決め、手法の違いは「どちらを使うか」の条件つきで両方を残した。 主なものを再掲しておく。

論点 扱い
狙うフォロワー帯 実績の段階ごとに変える(第5部)
DM前の接触期間 日数ではなく回数で数える(第5部)
Loomの構成 カスタムとエバーグリーンで使い分ける(第5部)
報酬の割合 20〜40%。担当範囲と紐づける(第6部)
担当範囲 契約時に決める。提供まで見るかどうか(第4部・第6部)
価格の決め方 年間価値で根拠を作り、アンカリングで見せる(第8部)
集客の設計 ANACで中身、配分で本数を決める(第9部)
誰がクロージングするか 契約時に決める(第10部)

判断に迷ったら、まず「どちらの前提で契約したか」に戻る。 基準そのものより、契約時に決めておくことのほうが重要である。

ここから先

読み終えたら、順番に手を動かす。

  1. 第4部で、自分の担当範囲と報酬の考え方を決める
  2. 第4部の手順で、最初の一件を無償でやり切る
  3. 第5部で、ターゲットを選び、監査して、Loomを送る
  4. 第6部で、面談し、契約する
  5. 第7部から第10部を、実際のクライアントで回す

読むだけでは何も変わらない。 第1部で見たとおり、すべてのものは二回作られる。 ここまでで頭の中には作られた。次は現実で作る番になる。

読了の記録はこの端末の中だけに残ります。

📗 読み終えたら、この章の問題で理解を確かめましょう。

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